こんにちは。
Web担当兼採用教育担当の ディア です。
弊社には、社員のスキルアップ・キャリアアップを目的とした「資格取得補助」の制度があります。
自己研鑽として各種資格を受験される方とは別に、日常業務で使用又は必要とされる資格や特別教育等は取得・受講をお願いしています。
今回は、【石綿(アスベスト)取扱い作業従事者】の特別教育を開講しました。
石綿(アスベスト)は、1970年から1990年代にかけて建築材料など、材質の利便性も相まって広く使用されていましたが、その粉じん吸入による健康被害が問題となりました。
現在では石綿含有製品の製造・使用は禁止されていますが、老朽化した建物の解体工事において労働者の石綿ばく露による健康被害が懸念されています。
労働安全衛生法では、石綿を含む建築物の解体・改修工事を行う業務に従事する労働者に対して、特別教育を行うことが規定されています。
「電気工事と石綿(アスベスト)って関係が??」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、照明器具やコンセント、スイッチの取付け・取り外しの為、石綿(アスベスト)を含有する天井板や壁材等を切断する際に、石綿粉じんにばく露する可能性があります。
加えて、電気工による配管、配線作業と同時に、配管工、保温工、大工等が作業をしていることがあるため、これらの各職種の建設作業従事者の作業により発生した石綿粉じんにばく露することがあります。
今回の安全な作業環境を確保する事はもちろん、有害性などの知識を正確に身に着け、石綿粉じんへのばく露防止対策を確実に遂行する目的です。
丸1日の講習で大変でしたが、受講者皆さまの安全が第一です。
ではまた!
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